公開:2023/12/5
更新:2024/10/28
この記事はデジクリ Advent Calendar 2023 5日目の記事です。
デジクリは芝浦工業大学の創作サークルです。
デジクリについて、詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
4日目の記事は19th バルブさんの「【ボカロV4X所持者向け】とりあえず無料で組む構成と解説【完成曲songファイル付き】」です。(諸事情により外部公開なし)
はじめまして、19th さかと申します。普段はPG(プログラミング)をやったり、たまにイラストを描いたりしています。こうしてブログ記事のような文章を書くのは初めてなので暖かい目で見守ってやってください。
さて、課題の進捗がヤバい時、皆さんはどうしてますか?
私は快活でネカフェ泊をします。家が遠い上に朝起きるのも苦手なので、近くにある快活に駆け込んで通学時間を短縮しつつ力技で課題を終わらせてしまおうという訳です。
よくやる使い方だと23:59提出や翌日昼提出の課題を一気に徹夜で終わらせたり、前期の期末の月は試験勉強やらレポートやらでお世話になりすぎてプラチナ会員まで上り詰めたりしたこともありました(実話)。
今回ははじめての快活泊ガイドという事で、
について語ろうと思います。
ちなみにこの記事は一個人が勝手に書いているものであり、案件ではありません。
快活クラブ、通称快活とは会員制のネットカフェです。全国各地に店舗があり、1度会員登録をすれば以降はどの店舗も同じ会員証で利用することができます。基本的に無料でシャワーやドリンクバー等様々な設備が使えたり、飲食物の持ち込みが自由にできたりするなどサービスが充実しているのが特徴です。年中24時間営業で、ブース席や個室を取れば寝泊まりすることも可能です。料金システムとしては利用時間に応じて加算されていき、利用時間によっては自動的にお得なパック料金に切り替わります。また座席の種類によって料金テーブルが異なります。
快活には主に以下の設備があり、自由に利用することができます。
まあざっくり言えば最低限寝泊まりができる+αの設備があります。後ほど持っていくべき物についても解説します。
快活には主に3種類(店舗によってはそれ以上・以下)の座席があり、それぞれ特徴が異なります。状況に応じて使い分けると良いです。学生が快活泊をする目線でだけ話すので、細かい特徴や画像は公式の席・部屋タイプのページを見てください。
正面に机、周りに高めの壁(仕切り)があるタイプの座席です。
ドリンクバーの飲み物を座席に持ち込むことができる為、飲み物を飲みながら課題を進めるのに適しています。ただ普通に周りの音や声が聞こえるので、気になる人はイヤホンや耳栓を持っていくのをおすすめします。
座席に鍵は無く、貴重品は各座席に備え付けの貴重品ロッカーに預けることができます。
料金は3席種の中では普通くらいで、周りが気にならない人にとっては良い座席だと思います。私はよく利用します。
1席1席がオートロック付きの個室になっているプライベート性の高い座席です。
ある程度の防音性があるので、音有りで講義動画を見たりVCをしたりすることができます。ただし、部屋内にドリンクバーの飲み物や注文した食べ物を持ち込むことができません(持参したものはOK)。ドリンクバー自体は利用できるので、コーヒーが飲みたくなったら一旦部屋の外に出て専用席で飲食することになります。
料金は3席種の中では高めですが、周りの人を気にせずに利用することができます。私はたまに使います。
机と椅子があるだけの簡易的な座席です。
正直この座席は寝泊まりするには向いていないと思いますが、寝泊まりではなく昼間に短時間勉強したりコミック読んだりしに来るのには利用できると思います。料金は一番安いです。
簡易的な比較表を作成したので、快活泊をする際の参考にしてください。その時その時の状況に合わせて使い分けると良いと思います。個人的にはブース席がちょうどよくて好きです。部屋の特徴についての比較は上の方に、実際にその座席で作業をする際の使い道の比較は下の方に書きました。
快活は会員制のネットカフェなので、利用するためには会員登録が必要です。なので、快活公式アプリを入れましょう。これ1つあれば会員証にしたり店舗検索したり何でもできます。しかもアプリで会員証を作れば無料で入会できます。最強です。入れましょう。
アプリをインストールしたら画面の指示に従って仮会員登録まで済ませておきましょう。
私がいつも快活泊する時の持ち物をリストアップしてみました。
頑張れば通学用のリュックにギリ詰められるくらいの量だと思います。ここは人によって持っていくもの・要らないものが変わってくると思うので、上を一例にして必要に応じて調整してください。
ごみ袋(ごみ袋)とティッシュは座席に備え付けのものが使えるので持っていかなくても大丈夫です。またシャワールームにはリンスインシャンプーとボディソープが備え付けでありました。
学生証は初回のみ必ず持っていきましょう。本会員登録をするのに利用できるほか、1年間学割(料金20%OFF)を受けられるようになります。(学割はある店舗とない店舗があるのでアプリで確認しておきましょう)
「今日は快活で一夜を過ごすんだ…」という覚悟の準備をしておきましょう。終電の時間を過ぎたらもう引き返せません。
快活公式アプリで付近に店舗があるかどうか、座席の混み具合はどうかを事前に調べておきましょう。
初めて快活を利用する場合はフロントで本会員登録をしましょう。新規入会機を使うか、なければ有人フロントで手続きを行うことができます。学生証や運転免許証など、本人確認ができる書類を持っていきましょう。
本会員登録が済んだらチェックインしましょう。最近はセルフレジが利用できる店舗が多くなってきているようです。画面の指示に沿って会員証を読み取らせて座席を指定すれば伝票(とカードキー)が出てくるので、横にあるストラップに入れて首から掛けられるようにしておきましょう。
チェックインが済んだらいよいよ入店です。退店するまで店内の設備を利用することができます。座席に上着や荷物を置いて、ドリンクバーの飲み物を飲むなり課題に取り組むなり自由に過ごしましょう。
最後の1~1.5時間はシャワーを浴びたり身支度をしたり、外に出る準備に使うのをおすすめします。
退店するには再度セルフレジを使用して会計をします。会計後は店内の設備や座席を利用できないので注意しましょう。画面の指示に従って会計画面に進み、伝票を読ませると料金が表示されるのでその額を現金や電子マネーで支払いましょう。支払いが終わったら退店手続き完了です。
使い終わったストラップは返却ボックスに返却しましょう。
これは店舗自体の利用方法とは関係ありませんが、快活を退店した後私はよくそのまま大学に向かったり朝食を食べたりします。100円朝食を食べて適当に時間を潰した後授業に出るなんて日もよくありました。
快活は店舗にもよりますが、「ナイトパック」と呼ばれる夜間宿泊向けの料金プランが利用できることがあります。ナイトパックでは夜間時間帯に入店すると昼間の同じ時間よりも安く滞在することができます。ナイトパックは8時間パックと12時間パックの2種類があり、どちらを利用できるかはアプリから店舗情報で確認できます。
今回は例として8時間パックを利用した際の限界タイムテーブルを紹介します。
この日は課題があり得ない程溜まっていたので、大学の閉館時間ギリギリまで大学で課題を進めてから快活に移動し、朝になったらまたそのまま大学に行くというムーブをしていました。8時間パックをギリギリまで活用したかったので、23時に入店して翌日7時に退店することで滞在時間がぴったり8時間になるようにしました。12時間パックの場合は単純に滞在できる時間が4時間増えるので、もう少しゆったりとしたスケジュールにできると思います。
最後に、今までに利用した店舗の感想を簡単に語ります。
私がよくお世話になっている店舗です。大宮店の次に大宮キャンパスに近く、他店と比較して料金が安めなので快活泊には向いている印象です。席も満席になることは珍しくブースか鍵付完全個室のどちらかはほぼ常に空きがあるので予約なしで凸っても泊まれる確率は高いです。
周辺環境としては、徒歩数分のところに5時~0時で営業している松屋があり、快活店内でも料理の注文やカップ麺の購入が可能なので食べ物には困らないかなという印象です。近くにコンビニが無いですが、エナドリはすぐ横の自販機で、その他小物は購買でも手に入ります。
ただ難点として、最寄りの蓮田駅から距離があるので蓮田駅から店舗まで20~30分ほど歩かないといけません。道中は電灯が少なく、夜間道が暗くなるので注意した方がいいかもしれません。
飲み放題カフェ席が無く、座席の多くがブースか鍵付完全個室でそこそこ混んでいる印象です。料金は普通かちょっと高いくらいの設定です。大宮キャンパスからはまあまあ距離がありますが、私の場合通学路上にあるので深夜に課題をやって朝家に帰るのに使ったことがあります。ドリンクバーの代わりにカップ飲料自販機(無料)が置いてある階があり、飲み物の種類がかなり多いです。
少々歩くと、24時間営業のマックやラーメン屋、コンビニもあったりします。
快活ではもくもくと課題を進めたり仮眠をとったりと自分のペースで好きなように過ごすことができます。私は「課題が終わらないかもしれない」というピンチを快活泊で何度も乗り越えてきました。皆さんも課題の進捗がヤバくなった時の手段の一つとして快活泊を入れてみてはいかがでしょうか。
だらだらと書き続けてしまいましたが、最後は店内サービスのアイスをうまく巻けた時の写真で締めようと思います。読んでくださりありがとうございました。
明日の記事は18th うだいさんの「VSCodeの拡張機能でステータスバーにアイコンボタンを表示する」です。
お楽しみに!